2011年8月アーカイブ

たぶん、人の魅力は、これらのコンセプトが示すように、相反する要素を2つあわせもつことによってしか生まれないのです。


香水はたまたま早くから気づいていたにすぎません。


服や靴や髪型や・・・


ましてしみ隠しの化粧によってその矛盾を描くことは難しいですよね。


目に見えるものだからです。


香水は目に見えない、むしろ目を閉じて感じるものだからこそ、それが表現しやすかっただけなのです。


ただ、ひともお洒落も進化します。


もうそろそろ、その"相反する要素"をあわせもつ"矛盾の美"を、目に見える形にしてみてもいい頃なのではないでしょうか?


・・・美しさと才能だって、ある意味、相反する要素です。


日本の女は今みんな、キレイだけではもう不十分かもしれないと、気づきはじめています。


"才能"か、レーザー シミ治療などの"努力"。


どちらかをキレイと一緒にあわせもつ・・・。


それを、21世紀的"カッコイイ"の定義としておきましょう。


そこに気づくまでが、世界基準の魅力を備える条件なのですから。


さて、じつは以前から不思議に思っていました。


多くの香水のコンセプトがきわめてよく似ていること・・・。


"やさしさと強さをあわせもつ"とか"処女性と娼婦性をあわせもつ"みたいに、相反する要素をふたつあわせもつという表現が、どんな香水の解説にも使われていること・・・。


香水の神髄は、甘さと辛さなど、相反するものをブレンドすることで生まれる"調和"。


でも、もつと単純なシングルフローラル系の香りもまた、"気品と妖艶さをあわせもつ"といった表現を選ぶことが多い。


なぜこうもコンセプトが重なるの?


・・・実はそこに、女が永遠に挑まなければいけない"魅力の正体"があると踏んだのです。